映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の感想(ネタバレあり)・レビュー・評価・あらすじ・動画配信まとめです。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。
上映日 | 2018年8月31日 |
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製作国 | 日本 |
ジャンル | 青春 |
監督 | 大根仁 |
脚本 | 大根仁 |
キャスト | 篠原涼子、広瀬すず、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、山本舞香、etc. |
上映時間 | 118分 |
あらすじ
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、20年以上の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。
専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンにおかされていた……。
「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。
裕子、心、梅、そして奈々……、かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?
夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の二つの時代が交差して紡がれる物語は、ラスト、“強い気持ち”と“強い愛”によって、予想もしていなかった感動を巻き起こす!!
映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」予告編
感想(ネタバレあり)
90年代の空気感がたまらない
まず度肝を抜かれたのが、90年代の描写のリアルさ!
ルーズソックスにアムラーファッション、ポケベル、コギャル文化…もう「わかる〜!」の連続で、開始早々ノスタルジーに浸ってしまいました。
あの頃の音楽もバンバン流れてきて、劇中歌を聴くだけで胸がキュンと締め付けられます。
特に、やっぱり安室ちゃんの曲は最強ですね!
青春時代を彩った名曲の数々に、思わず口ずさんでしまいました。
キャラクターが魅力的すぎて感情移入しまくり
主人公の奈美を演じる広瀬すずさんと篠原涼子さんの違和感のなさには驚き!
「あの頃の奈美」と「今の奈美」が自然に繋がっていて、感情移入しまくりでした。
そして、奈美が高校時代に作った仲良しグループ「SUNNY」のメンバーがとにかく個性的で魅力的!
みんな本当に魅力的で、それぞれの人生を垣間見ることができて、まるで自分もSUNNYのメンバーになったような気持ちになりました。
まさかの展開と友情に号泣
映画の前半は、90年代の楽しい思い出とSUNNYメンバーの爆笑エピソードが満載で、声を出して笑っちゃいました。
でも、後半になるにつれて、それぞれが大人になって抱えている悩みや葛藤が描かれ、切なくなってくるんです。
そして、病気で余命わずかの芹香の願いを叶えるために、バラバラになったSUNNYのメンバーが再び集結するシーンは、もう涙なしには見られませんでした。
特に印象的だったのは、芹香が亡くなった後、遺言によってみんなが集まるシーン。
そこで明らかになる芹香の想いや、それぞれのメンバーが抱えていた秘めた思いが交錯して、胸が締め付けられました。
そして、ラストの「強い気持ち・強い愛」のダンスシーンは圧巻!
あの頃の輝きを取り戻したSUNNYの姿に、ボロボロ泣いてしまいました。
総評・まとめ
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」は、単なる懐かしさだけでなく、友情の尊さ、人生の喜びや悲しみを教えてくれる、本当に素晴らしい映画でした。
あの頃の自分を思い出してキュンとしたり、大人になったみんなの姿に共感したり…本当に感情が揺さぶられっぱなしでした。
90年代に青春を過ごした方はもちろん、そうでない方も、きっとSUNNYのメンバーに魅了されるはずです。
ぜひハンカチを片手に、鑑賞してみてください!