映画「ベイビー・ドライバー」の感想(ネタバレあり)・レビュー・評価・あらすじ・動画配信まとめです。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。
上映日 | 2017年8月19日 |
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製作国 | イギリス、アメリカ |
ジャンル | アクション、音楽 |
監督 | エドガー・ライト |
脚本 | エドガー・ライト |
キャスト | アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー、リリー・ジェームズ、ジェイミー・フォックス、etc. |
上映時間 | 113分 |
あらすじ
天才的な運転技術を持つ、犯罪組織のドライバー。
彼は仕事中、常に音楽を聴いていた。
恋人のために足を洗おうとするも、協力を余儀なくされる。
そして最後と決めたその仕事は、あまりに危険なミッションだった。
映画「ベイビー・ドライバー」予告編
感想(ネタバレあり)
痺れるオープニングと完璧なサウンドトラック
まず、なんと言ってもオープニングですよね!ベイビーがクールなサングラスをかけて、車の陰でノリノリで体を揺らすシーン。
そして、彼のiPodから流れる曲に合わせて、街中の人々や出来事が完璧にシンクロするんです。
あの演出を観た瞬間、「この映画、とんでもないぞ…!」ってゾクゾクしました。
劇中で使われる楽曲は、耳馴染みのあるヒット曲から渋い名曲まで、本当にセンスが良いものばかり。
ただBGMとして流れるだけじゃなくて、物語の展開や登場人物の感情を音楽が代弁しているようにも感じられます。
もうサントラが欲しくなっちゃいますよね!
アクションシーンの爽快感はピカイチ
ベイビーの運転テクニック、半端ないですよね!
狭い路地を高速で駆け抜けたり、複雑なカーチェイスを繰り広げたり。
彼の運転さばきに魅了されっぱなしでした。
そして、そのすべての動きが音楽にピッタリ合っているから、観ていてめちゃくちゃ気持ちいいんです。
特に印象的なのは、彼がヘッドホンをしている限り、どんなに緊迫した状況でも冷静に、そしてスタイリッシュに任務を遂行する姿。
まるで彼自身が音楽の一部になっているかのようなんですよね。
個性豊かなキャラクターたち
デボラとの純粋なラブストーリーも、この映画の大きな魅力。
ベイビーの唯一の安らぎであり、彼の人生を変える存在ですよね。
カフェでの初めての出会いのシーンも、すごくロマンチックで印象に残っています。
そして、強盗団の面々もそれぞれ個性的で魅力的でした。
特にバディとダーリンのカップルは、最初は微笑ましかったのに、最後の展開にはゾッとしましたね…。
ドクのベイビーへの態度も、最初は厳しかったけど、最後には父親のような愛情を感じさせてくれて、グッときました。
総評・まとめ
「ベイビー・ドライバー」は、単なるカーアクション映画ではありません。
音楽と映像が完璧に融合した、まさに「体感する」映画です。
スタイリッシュな映像、ノリの良い音楽、個性的なキャラクター、そしてベイビーの成長物語。
どれをとっても最高のエンターテイメントでした。
観終わった後も、頭の中で劇中の音楽が鳴り響いて、しばらく余韻に浸れること間違いなしです!
まだ観てない方はもちろん、一度観た方も、ぜひもう一度、この音楽の魔法にかかってみてください!