映画「オーバーボード」の感想(ネタバレあり)・レビュー・評価・あらすじ・動画配信まとめです。前半パートはネタバレなし、後半パートからネタバレありの構成です。
上映日 | – |
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製作国 | アメリカ |
ジャンル | コメディ、ロマンス |
監督 | ボブ・フィッシャー、ロブ・グリーンバーグ |
脚本 | ボブ・フィッシャー、ロブ・グリーンバーグ |
キャスト | アンナ・ファリス、エウヘニオ・デルベス、エヴァ・ロンゴリア、ジョン・ハナー、etc. |
上映時間 | 112分 |
あらすじ
レオナルド(エウヘニオ・デルベス)は自分勝手で、金持ちのプレイボーイ。
一方、ケイト(アンナ・ファリス)は働きづめのシングルマザー。
ある日、彼の船の掃除を担当することになったケイト。
しかし、レオナルドはケイトを不当な理由でクビにし、給料の支払いも拒否する。
その後、レオナルドはハメを外しすぎて船から落下。
目を覚ますと記憶喪失に…。
もらえなかった給料の分を取り戻そうと、ケイトは病院へ出向き、レオナルドに自分たちは夫婦であると何とか納得させ、彼を働かせることに。
これがレオナルドにとって人生初のお仕事!
ウソで愛はつなぎ留められるのか?
その答えを見つけるため、時には船から海に飛び込まなければいけないかも…。
映画「オーバーボード」予告編
感想(ネタバレあり)
アンナ・ファリスのコメディエンスっぷりが最高
ケイト役のアンナ・ファリスが本当に素晴らしい!
シングルマザーとしての苦労や、レオナルドに仕返しする時のちょっと意地悪だけど憎めない表情、そして少しずつ彼に惹かれていく繊細な心の動きまで、全部魅力的でした。
特に、記憶喪失のレオナルドを言いくるめる時の演技は最高に笑えました!
元御曹司の奮闘が面白い
記憶をなくしてしまい、何もできないレオナルドが、ケイトや子供たちに囲まれて、初めて「働く」ことを経験する姿が本当に面白いんです。
最初は失敗ばかりでイライラしますが、だんだんとDIYや家事に奮闘する姿は、見ていて応援したくなります。彼の成長物語でもありますね!
子供たちとの交流に癒される
ケイトの3人の子供たちとレオナルドの交流も、この映画の大きな見どころです。
最初はぎこちなかったり、反発したりしますが、次第に家族としての絆が生まれていく過程がとても温かいんです。
特に、子供たちがレオナルドのことを本当の父親のように慕い始めるシーンは、ジーンときますね。
偽装夫婦からの本物の愛への変化
最初は復讐心から始まったケイトの偽装ですが、一緒に生活する中で、レオナルドの純粋さや優しさに触れ、少しずつ彼のことを好きになっていくんです。
そしてレオナルドも、記憶がなくてもケイトと子供たちを大切に思い、愛情を育んでいく。
お互いが成長し、支え合う姿に胸キュンでした。
記憶が戻ってしまい、自分の本当の人生に戻るレオナルド。
しかし、そこには彼にとって本当に大切なものがもうなかったことに気づくんです。
そして、ケイトと子供たちを取り戻すために奮闘する姿が、また最高に良い!
総評・まとめ
記憶喪失のフリをして…という設定は、色々な映画で使われるものですが、この『オーバーボード』は、キャラクターの魅力とコメディセンスで、新鮮で楽しい作品に仕上がっていました。
お金持ちと貧乏、そして記憶喪失という要素が組み合わさることで、それぞれのキャラクターが成長し、本当の幸せを見つけていく姿が描かれています。
見終わった後は、きっと笑顔になっているはず!
それでは、また次の映画でお会いしましょう!